| ドイツ語学文学研究会の会員の方々にはすでに何回かに分けて，国際言語研究所及び垣内松三研究会，またある時は日本語研究会の名のもとに，ここ数年来協賛の様々なプログラムや企画をご紹介して参りました。そしてここにやっと『国際コミュニケーション研究所』という他に例を見ない幅広い人文科学を基調とした研究所の体裁が整いました。これもひとえに多くの説明不足がありましても，忍耐強く，寛容に，しかも温かく活動を見守ってくださった会員諸氏のお蔭だと深く感謝しております。当研究会は設立当初から「異文化理解」をメインテーマにゲルマニストのみならず，多方面の識者のご参加を得，別紙でおわかりのように，主として人類学という広いジャンル及び異文化間コミュニケーションという視点からそれぞれの学(例えばドイツ，オーストリア研究等)に焦点あてようとするものであります。従って，当研究会は今後も次号から新体制を発足させ，国際コミュニケーション研究所と相補いながら，独自の路線を目指していこうと思っております。 国際コミュニケーション研究所のそれぞれのジャンルに御興味がおありの方は自由に移行していただきたいと思います。その意味でもここに国際コミュニケーション研究所の企画等，プログラムを同封させていただきご理解を得たいと思っています。 名簿のコンピュータの整理の都合もありますので，ご専門のジャンルを６月末までご一報いただければ幸いです。 なお，今後会費を以下のように決定させていただきました。一セクションの年会費は3000円ですので，複数のセクションにまたがる場合は特別会員がお得です(家族会員も含む)。また，特別会員はちまたで言われているゴールドカードに相当しますので，観光ツアー，ホテル等のご利用で格安です。是非特別会員になられることをお薦め致します。 |
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